東北地区の高速道が無料化へ
12月1日から、高速道路の新しい無料化制度がスタートしますね。
今の無料化は、被災・罹災証明書を出せば、入口or出口のどちらかが福島以北のインターチェンジ(秋田道などは除きますが)であれば、無料になるという制度でした。
12月1日からは、どの車も、岩手、宮城、福島、青森の一部は無料になるというもの。
エリアを過ぎて走行した場合、たとえば、仙台で乗って、広島まで行ったとすると、無料区間が終わる福島の最後から広島までの部分だけ払えばOKというシステムになります。
で、これまでは、一般レーンだけが対象だったのですが、12月からは、ETCも対象となります。
一般レーンだけが対象であった理由は、証明書の提示が必要だから。加えて、本人確認のために免許証も出さなきゃいけなかったため、一般レーンだけが無料化の対象でした。
そのため、休日になると、都市部の一般レーンはとても混雑してました。
人口30万都市の近郊にあるインターチェンジでは、高速に乗る車で渋滞し、15~30分は待ち時間があるほど。
場合によっては、一般道を通って行った方が早いのでは?というくらいの混雑ぶりでした。
今度からはETCが使えるため、こういった混雑は無くなりそうですね。
ただ、どの車も対象になるということですから、言いかえれば、証明書を持っていない人も無料で使えると言うこと。
もしかしたら、その分だけ、交通量が増えるのかもです。
あと、冬にスタートしたというもの、ある種のポイントなのかなと。
一般道に比べて、高速道の除雪はかなりレベルが高いです。
アイスバーンや圧雪路面に出くわすことって、なかなかありませんよね。
つまり、安全な道路として、一般道を避けて高速道路を通る人が増えそう。
ですが、どんなに除雪対策がしっかりしていても、夏場と比べてリスクが大きいのが高速道路。
そこに、冬にスタートした無料対策。
玉つき事故など、たくさん発生しなければいいなと思います。
12月1日からスタートする無料化制度ですが、日本海側の東北地区は、土日祝日であれば無料。太平洋側の東北地区は、毎日無料となっています。
ですから、いつどこに移動するかを計画的にしておけば、けっこうお得に移動できるのではないでしょうか。
ちなみに、2012年3月末をもって終了することが決まっています。
2011年11月30日|
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